NASが故障した!対処法や復旧方法を解説!

ネットワークサーバーのデータ復元方法

NASが故障した時に表れる症状には様々なものがありますが、対処の仕方を間違えるとデータが消えてしまう恐れもあり危険です。

こちらのページでは、NASが故障した時に表れる症状3つとそれぞれの対処法をご紹介します。

NAS故障時のデータ復旧方法には、主に2つあります。データ復旧ソフトを用いる方法と、HDD復旧業者に依頼する方法です。

それぞれに異なるメリットがあるため、各方法について解説するとともに、おすすめの業者もご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

NASが故障した時の症状3選

NASが故障した時の症状3選

NASが故障した時に表れる代表的な症状3つと、それぞれの対処法をご紹介します。

赤いランプが点灯している

赤いランプが点灯している場合、ほとんどの機器は点滅する回数や点滅している場所で不具合が発生しているのかわかるようになっています

マニュアルに従って操作することで解決することもありますが、解決できない場合もあります。

解決できない場合は、HDDに重度の故障が生じている可能性が考えられます。とくに「一部のデータが読み込めない」といった症状がある場合は、マニュアルで復旧することは難しいです。

「故障したHDDを入れ替えれば良い」と思うかもしれませんが、HDDの入れ替えを行うのは絶対にやめましょう。

HDDを入れ替えると再構築され、すべてのHDDが初期化されてしまう危険があるからです。HDDは入れ替えずそのままにし、業者に相談しましょう。

ブザーが鳴る

突然大きなブザー音が鳴ることがあります。様々な原因が考えられますが、HDDのシステムそのものが故障していると考えられます。

この場合、通電を繰り返すことによりエラーが繰り返され症状が悪化してしまう可能性があるため、すぐに電源を切ります

外的要因ではないので、システムを復旧させないと中のデータを取り出すことができません。自力で修理はせずに、業者に相談しましょう。

エラーメッセージが表示される

NASにディスプレイがついているものは、ディスプレイに機器の状態が示されるため、ディスプレイに「E14」や「RAID崩壊」など故障していることを示すエラーメッセージが表示されます。

RAIDは複数のHDDをまとめるシステムであるため、RAIDが崩壊してしまうとHDDを認識できなくなってしまいます。

RAIDの再構築をする必要がありますが、自力で再構築を行うことは絶対にやめましょう

自力での再構築は、HDDの情報が間違いで初期化される可能性が高く、こうなるとデータが消えてしまいます。自力での再構築はせずに、業者に相談しましょう。

NAS故障時の2つのデータ復旧方法

NAS故障時の2つのデータ復旧方法

データ復旧ソフトとHDD復旧業者、2つのデータ復旧方法をご紹介します。

データ復旧ソフト

データ復旧ソフトは故障したNASのHDDからデータを取り出すことができるソフトです。

様々な種類があり、無料のソフトもあれば有料のソフトもありますが、有料のソフトでも数千円~2万円程度と比較的安く済みます。

また、一度ソフトを買えば何度でも使えますし、ノートパソコンをはじめとしたNAS以外の媒体のデータ復旧にも利用できるのです。

データ復旧ソフトを使えば自力でNASのデータを復旧できるため、データのプライバシーが守られます。

しかし、データ復旧ソフトが使用えるのは論理障害のみで、物理障害は復旧できません

NASの電源が入らないなど物理的な原因であると、ほとんどの場合は使用できないのです。

データ復旧ソフトによる復旧は、無料のソフトの場合は特に、データ復旧業者に依頼する場合に比べて復旧できる確率は低く、復旧できるデータの割合も低くなります。

HDD復旧業者

故障したNAS(HDD)からデータを復旧させてくれるHDD復旧業者にデータ復旧を依頼する方法です。

「NASの電源が入らない」といった物理障害にも対応してもらえて、自力で復旧ソフトを使って復旧する場合よりも故障を直したりデータ復旧できる確率が非常に高くなります

自力で復旧ソフトを使って復旧する場合に比べるとお金がかかります。料金は高くつくため、依頼するかどうか悩みどころです。

自力で復旧ソフトを使って復旧する場合と異なり、業者に持ち込む、送る、修理の対応をしてもらうといった手間がかかるため時間がかかり、すぐには復旧できません。

料金はソフトと比較すると高くなりますが、NASの症状によらず「一律39,800円」など格安で復旧してくれる良心的な業者もあるため、ご検討ください。

ソフト使用時の注意点

ソフト使用時の注意点

データ復旧ソフトを用いて故障したNAS(HDD)からデータを復旧できたら、安く済みお得ですが、復旧ソフトを使用する際には気をつけなければいけない注意点があります。

データ復旧ソフトを使用して自力で復旧する際の注意点についてご説明します。

削除データや消去ファイルの復旧ができるが、物理障害などは不可

故障により破損したデータの復旧、削除されたファイルの復旧、エラーの解消をはじめ、データ関連の不具合を解消することが可能です。

破損データの復旧ができるといっても、大きく破損してしまったデータの復旧は難しいです。

読み込みができないエラーが起きたデータの容量が大きいと、正常に全てのデータが読み込まれる可能性は低くなります。データ復旧ソフトは、物理的な障害が起きたNASのデータ復旧はできません。

これらのことを考えると、データ復旧ソフトが役に立つ場合はかなり限られていると言えます。

ほとんどの無料ソフトはLinux

インターネット上には、故障した機器からのデータ復旧が可能な無料のソフトがたくさんあります。フリーソフトを利用すれば、お金を1円も支払うことなくNASのデータ復旧をすることが可能です。

故障したNASからのデータ復旧に対応しているフリーソフトは、Linux環境でしか利用できないものが多くなっています。中にはWindowsやMacに対応しているフリーソフトもありますが、種類は少ないのです。

そのためフリーソフトでNASのデータ復旧をする場合は、Linux環境を自分のパソコンに構築する必要があります。

Linux環境を自分のパソコンに構築することが難しい場合は、フリーソフトの利用はあきらめた方が良いです。

有料ソフトを購入して利用したり、HDD復旧業者に依頼したりする方法を検討しましょう。

NASのデータ復旧の修理費用

NASのデータ復旧の修理費用

HDD復旧業者に依頼してデータ復旧をする場合、修理費用はどのくらいかかるのか、相場費用を症状ごとにまとめてご紹介します。

故障の
度合い
相場
費用
主な症状
軽度 8万円~
25万円
フォーマットエラー、データの破損、データの誤消去など
中度 30万円~
50万円
重度の不良セクター、RAIDの崩壊、アクセス障害など
重度 40万円~
100万円
ディスクの損傷、モータの損傷、電源が入らないなど

それぞれの症状について見ていきましょう。

軽度の故障というのは論理障害です。論理障害の場合は、安い費用でデータ復旧が依頼できます。

症状次第では、データ復旧するのに必要になる金額が10万円以下で済むという場合もあるのです。

中度の故障というのは、データ復旧ソフトで復旧できないレベルの論理障害と、部品交換が不要な故障です。

データ復旧ソフトを使用して自力でデータ復旧が困難な症状であるため、軽度の障害と比べると復旧にかかる費用は高くなります。

重度の故障というのは、部品を交換する必要があるレベルの物理障害と、電源が入らないといった重度のNASの故障です。

NASにこのような症状がある場合は、データ復旧にかかる費用はかなり高額になってしまう場合が多くなります。

予想していたよりも高額だったのではないでしょうか。しかし復旧業者の中には、故障の重さに関係なく安い金額で復旧してくれる良心的な業者もあります。

ここからはおすすめのHDD復旧業者を紹介していくので、参考にしてみてください。

おすすめHDD復旧業者

おすすめHDD復旧業者

おすすめHDD復旧業者を3つご紹介します。価格の安さ・技術力の高さ・実績の豊富さという基準で選びました。

LIVEDATA

LIVEDATAは、最新のクリーンルームなどの設備が用意されている業者です。

LIVEDATAでは「見積り後の追加料金は一切発生しない」という決まりになっています。

また「必要なデータが取り出せなければ費用は0円」という条件があります。

情報を守るために高度なセキュリティを設置していて、救出したデータは暗号化され7日間保存した後には完全に消去されるようになっているので安心です。

ウィンゲット

ウィンゲットにはNASの即日データ復旧の実績がある他、SQLやOracleなど特殊データでも復旧が可能です。

全国に拠点があり、北は北海道、南は沖縄まで出張してデータ復旧を行っています。
緊急の場合は、土日や祝実、夜間にも対応しているというのも特徴です。

PCエコサービス

PCエコサービスは業界の中でも格安のデータ復旧業者で、「一律39,800円」という格安でのデータ復旧を行っています。最短3日での対応が可能で、すぐに復旧してもらえます。

警察や官公庁、大手データ復旧会社が導入している「PC3000」という最高峰のデータ復旧機材を使っているので技術面も安心です。

まとめ

NASが故障した時に表れる症状には様々なものがあります。

データを復旧する方法は、データ復旧ソフトを使って自力で復旧する方法と、HDD復旧業者に復旧を依頼する方法の2つです。

データ復旧ソフトには無料のソフトもあれば有料のソフトもありますが、使用できるのは論理障害のみで、物理障害は復旧できません。

HDD復旧業者にデータ復旧を依頼すると、お金と時間がかかりますが、復旧できる確率が高くなります。

大切なデータは、業者に依頼した方が確実に故障を修理できるのでおすすめです。

業者の中には安価な金額で故障した機器からデータ復旧してくれる業者もあります。機器を送れば全部業者がやってくれるため、ソフトのように手間がかかりません。

HDD復旧業者に依頼する場合は、今回ご紹介したおすすめHDD復旧業者も参考にしてみてください。