ハードディスクのデータ障害!データ復旧にかかる時間は?

ハードディスクの復旧にかかる時間や初期診断などを解説

データの復旧にはどれくらい時間がかかる?

データの復旧にはどれくらい時間がかかる?

データトラブルに巻き込まれたデータを復旧する場合、どれくらいの時間が必要か解説します。なお、今回の解説はデータ復旧サービスに依頼した場合を想定しています。データ復旧サービスに依頼した場合、データ復旧に必要な時間は宅配発送で約1週間、来店で数日間以上です。もちろん、症状や予約状況によってはそれ以上に時間がかかります。

データ復旧のサービスの流れから、復旧に余計な時間をかけないためのポイントまでをお伝えします。

データ復旧サービスの流れ

データ復旧サービスの流れ

データ復旧サービスに依頼する流れがわかれば、データ復旧にかかるおおよその時間がわかりますデータ復旧サービスに依頼してから完了までの流れについて解説します。データ復旧サービスは店舗を構えていることもあります。来店か宅配発送かによってもかかる時間が変わってきます。来店だと即日対応してくれることも多いので、時間がないときは来店がおすすめです。

データトラブルの症状にもよりますが、宅配発送の場合は約1週間、来店の場合は数日以上のかかることが多いです。時間がなく急ぎの場合は特急サービスがおすすめです。

お問い合わせ

データトラブルが発生したら、データ復旧サービスの電話やメール、問い合わせフォームから連絡しましょう。データ復旧サービスは完全予約制となっている業者も多いです。緊急の人向けに特急サービスやお急ぎサービスが設けられているケースもあります。

急ぎの場合は問い合わせ段階でその旨を伝えてください。来店を希望している場合も直接来店するのではなく、最初は電話やメールで問い合わせることをおすすめします。

初期診断

多くのデータ復旧サービスでは初期診断や見積もりが無料です。データ復旧専門のエンジニアが診断しますが、初期診断にもある程度の時間がかかります。急ぎの場合は特急診断を設けているデータ復旧サービスもあります。

初期診断では「データ復旧が可能か」「どれくらい費用がかかるか」などが診断されます。この段階ではキャンセル料や初期診断料は発生しないことが多いです。

お見積もり

初期診断が終わると見積もりが行われます。どれくらいの費用がかかるか報告を受けてください。見積もりに問題がなければデータ復旧の発注に進みましょう。

見積もりは無料のデータ復旧サービスが大半です。データ復旧は業者によって料金がまちまちですので、急ぎでないなら複数の業者に見積もりをしてもらうのもよいでしょう。

なお、データ復旧費用がサイトに明示されている業者もあります。軽度の論理障害の場合は格安の業者を検討しましょう。

データ復旧の発注

データ復旧の発注を行います。見積もりの金額を確認の上、契約書にサインしましょう。宅配発送の場合はメールでのやりとりですませるケースもあります。

復旧作業

復旧作業にかかる時間はデータ障害の度合いによって異なります。軽度の論理障害なら即日完了することもありますが、重度の物理障害なら数週間の時間がかかることもあります。

データ復旧サービスは業者によって技術力やかかる時間が異なります。大切なデータを預けるとなれば、高い技術力を持った業者に依頼したいものです。技術力を見極めるには「実績」「設備の充実度」「口コミ」の3点に注目しましょう。特に、物理障害が発生した場合は設備の充実度が大切です。

ご返却

データ復旧に成功したHDDやSSD、外付けハードディスク、USBメモリなどは返却されます。宅配発送の場合は宅配で返却されますが、来店の場合は再度来店する必要があります。

データ復旧率を下げず復旧期間を短縮するためのポイント

データ復旧率を下げず復旧期間を短縮するためのポイント

データトラブルが起きたとき、気をつけておきたいポイントについて解説します。データ復旧は初動が大事であり、初動で電源のオンオフや再起動を繰り返したり、フォーマットをしてしまったりするとデータ復旧の難易度が上がります。

データ復旧の難易度が上がると復旧率は下がり、データ復旧できるにしても時間がかかります。データ復旧に時間をかけないためにも、以下で述べるポイントに気をつけましょう。

フォーマット(初期化)しない

データトラブルが発生したパソコンでは「フォーマットしますか?」といったメッセージが出ることがありますが、絶対にフォーマットはしないようにしましょう。

フォーマットを実施するとHDDやSSD、USBメモリが利用可能な状態になりますが、フォーマット前のデータが書き換わってデータ復旧が困難になります。大切なデータが入っているデバイスは、フォーマットせずにデータ復旧サービスに依頼しましょう。

データトラブル後に上書きしない

データトラブルには「誤ってゴミ箱からデータを削除してしまった」「意図せずにデータが消失した」などの場合があります。こういったデータは消えたように見えても、じつはデバイスにデータの痕跡が残っています。だからこそ、データ復旧サービスでデータの復元が可能となります。

このデータの痕跡はデータを上書きしたり、フォーマットしたりすることで消えてしまいます。消えてしまうとデータ復旧サービスでもデータの復旧が困難になります。

他にも、パソコンの再起動や電源のオンオフを繰り返すことでデータが上書きされるケースもあります。データトラブル後は障害を起こしたデバイスの使用を控えるようにしましょう。

チェックディスクしない

データトラブルが起きたHDDやSSD、SDカード、USBメモリをパソコンに接続すると「スキャンして修復しますか?」というメッセージが出ることがあります。チェックディスクはファイル管理情報の破損を修復する機能ですが、失敗すると余計に症状を悪化させることも。

くわえて、チェックディスクは元データの順番などを直接書き換えてしまうため、チェックディスク後のデータ復旧のハードルが高くなります。データ復旧をしたいならチェックディスクはしないようにしましょう。

システムの復元をしない

OSの動作が不調になったときに利用する「システムの復元」ですが、データトラブルのときに利用するとデータが上書きされ、データ復旧が困難になることがあります。

復旧ソフトの利用は控える

軽度の論理障害の場合、データ復元ソフトは簡単にデータを復旧できます。データ復旧サービスに依頼するより時間もかかりません。しかし、データ復元ソフトを利用することで症状が悪化するケースがあります

データ復旧は初期診断にも時間がかかる

データ復旧は初期診断にも時間がかかる

データ復旧サービスに依頼すると必ず行われる初期診断ですが、以外と時間がかかることがあります。どれくらい時間がかかるかは症状にもよります。どうして時間がかかるのかについて解説します。

初期診断とは

初期診断とはデータ復旧のために行う調査のことで、預かったデバイスが物理障害・論理障害のどちらかや、どれくらいのレベルの障害なのか診断します。初期診断では故障内容の他、復旧にどれくらい時間や費用がかかるかも診断されます。

初期診断にかかる時間は?

初期診断の作業内容はデータ復旧サービスによってさまざまですが、早い業者なら1時間で初期診断が終わることも。しかし、物理障害などの場合は初期診断に時間がかかることも多く、数日必要な場合もあります

急ぎの場合は特急サービスのある業者を利用するのがおすすめです。

データトラブルの復旧には時間が必要

データトラブルでデータ復旧サービスに依頼する場合、宅配発送なら約1週間、来店なら数日間以上の時間が必要です。予約状況や症状によってはそれ以上、時間が必要なこともあるでしょう。

データ復旧に余計な時間がかからないようにするには、データトラブルの初動が大事です。症状が悪化しないよう、電源のオンオフやパソコンの再起動、システムの復元、チェックディスク、データの上書きなどは避けましょう。

時間がなく急ぎの場合は特急便やお急ぎサービスがおすすめです。